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【ベトナムの神様】

ベトナムは中国文化を受け継いでいる国の一つ。

現在も旧暦の新月である1日と満月である15日にお供え物をして祈りを捧げたり、仏壇も自宅やカフェ・レストラン・バーなど至る所で見ることができ、ベトナム人の「祈り」の習慣を感じることができます。今回はベトナムで特に有名な神様の3名をご紹介します。

 

☆土地と商売繁盛の神様(than taiとong dia)

than tai(タン タイ)はお金や商売繫盛の神様、ong dia(オン ディア)は土地を守ってくれる神様として知られています。2人セットで自宅やお店、会社などに飾られていることが多く、2人とも手に金を持っているのが特徴の縁起の良い、生活の中でも身近な神様です。

☆男女3人の台所の神様(Ong Tao)

2人の男性、1人の女性で構成されているOng Tao(オンタオ)はベトナムの台所の神様です。鯉を乗り物に下界から天界に年に一度帰る神様として親しまれています。年末テトの前旧暦の12月23日に魚や果物や鶏など色々な物をお供えするという習慣が残っています。

☆12人の出産の女神(Ba Mu)

Ba Mu(バームー)の12人の神様は実際に自宅で飾り崇めたりすることはありません。

地域によってBa Muの言い伝えが異なり、南では12人の女神が12年間で1人ずつ交代で面倒を見る、または、一人ひとりの女神が子供の身体の部位を作る等様々です。妊娠から出産、赤ちゃんの成長を見守る存在のようです。

 

担当 KS