日越協同組合について

組合設立のきっかけ
大学3回生のときに起業し、輸入雑貨店、花屋、通訳、翻訳、貿易、コンサル、いろいろな事業をやってきました。
22歳の頃、日本語学校のベトナム人留学生クラスで講師をしました。「留学生の本分『学業』と彼らの本当の目的『お金を稼ぐこと』のミスマッチングを解消したい」と出会ったのが「技能実習」でした。それから1年、日本とベトナム（越南）の懸け橋になることを決意し、日越協同組合を設立しました。

ベトナムに特化した理由
ベトナムに特化した理由は、私もベトナム人だからです。12歳の時に日本へ来ました。初めの2年間は、言葉の壁、文化の壁に非常に苦労しました。自分の思いを伝えるため、日本語の勉強を頑張り、日本語能力試験1級を取得しました。日本語が分かってくると、日本人の考え、文化が理解できるようになり、日本が好きになりました。

組合の特徴　日本語教育を重視
実習生との合言葉は「（実習が終わる）3年後に日本語能力試験3級」です。弊組合では入国前から実習生の日本語学習に関わり、独自の日本語教材を開発するなど、日本語教育に力を入れています。実習生には日本で実習をすることで、日本の考え方、働き方、日本語力を身に着け、将来の成功への礎を築いてほしいと願っています。

組合の特徴　ベトナム語相談窓口体制
実習生が日本で安心して過ごせるよう、ベトナム語で24時間相談できる窓口を設置しています。ベトナム人通訳6名で対応しており、今では実習生の心のよりどころとなっています。

受入企業様との関係性
実習生の受け入れ企業様にも、実習生を大切に教育し育てて頂いています。私たちの組合が目指す「三方良し」で実習生・受入企業様・組合に好循環が生まれています。

日越協同組合の思い
日本とベトナムの懸け橋になると決意して始めた日越協同組合が、現在ではグループ会社職員を合わせ18人で支える大きな懸け橋となりました。職員達がよく口にするのが「私たちは日本一ベトナム人思いの組合です」という言葉です。これからもベトナム人の「日本へ行きたい」「日本で働きたい」という思いに答えるため、ベトナム人実習生が日越100年の未来を創る人材となるよう育成し、両国が進歩発展の良きパートナーであり続けるために、私たち日越協同組合は貢献し続けていきます。

日本とベトナムの100年先の未来へ向かって、人財を育成していくこと これこそが、日越協同組合の使命だと考えております。