ベトナム視察
今回のベトナム出長の目的のひとつでもあった、ベトナム介護施設の視察について。
2017年に技能実習の職種に介護が追加されました。
弊組合では実習生としてはまだ実績がないのですが、お問い合わせは非常に多いのが現実です。
しかしながら、介護の実習生として受け入れるには様々なハードルが(-_-メ)。
1番はやはり日本語。
他の職種では日本語能力の明確な基準がないのですが、介護に関しては入国前までに日本語能力N4の取得が必須とされています。
介護での実習には、語学力、会話力、コミュニケーション能力は必須です。
そのため、日本語が話せなければそもそもですもんね(-_-;)
簡単にN4と表現していますが、こちらを取得するには相当量の勉強と努力が必要です。
私たちが普段使っている日本語ですが、例えば最も簡単な「一」という漢字だけでも「いち」「ひとつ」「はじめ」など読み方が多数ですもんね(汗)
また、パートナーに対しての呼称も「奥さん」「妻」「嫁」「家内」「女房」などなど(汗)
ベトナム人からするとかなり難しいみたい(-_-;)
前置きが長くなりましたが、ベトナムの介護施設を3か所視察させて頂き、日本語教育への取り組みや、介護設備など、今後を見据えてとても大きな収穫でした。
ベトナム側で学んだことが、実際に日本で実習を行う際にまったく違ったら意味がないですし、かわいそうですもんね。
ベトナムの平均年齢は30代後半~40代前半と言われており、正直、介護に対しての取り組みはこれからの国です。
確かにベトナム出張中、ご高齢の方を見かけることが無かったなー。
と、色んな気づきを得ることができた介護施設の視察でしたが、今も鮮明に、そして1番印象強かったのが、こちらの介護研修用の人形↓
伝わるかなー
ちょっと怖いっす( ;∀;)